中原図書館の勉強スペースはコロナでも使える？混雑状況は？

受験シーズンを目前にした今、受験生の勉強スペース確保は切実ですね。
武蔵小杉駅直結の川崎市立中原図書館も、タワマン林立で人口が爆発的に増え、コロナ禍で活動が制限されるだけに、勉強スペースも常に混雑！中原図書館の自習席の混雑状況やコロナ禍での対策などをご紹介します！

中原図書館の勉強スペースの席数は？コロナ禍でも使える？

中原図書館は、かつては駅から至近距離の古い戸建ての図書館でしたが、東急スクエアがオープンした2013年に、東急スクエアの5-6階に移転した、比較的新しくきれいな図書館です。予約本受け取りの完全自動化など発展的なサービスだけでなく、読み聞かせや川崎フロンターレとタイアップしたコラボ企画が展開されるなど、地域に密着した大人気の図書館です。
勉強スペースとして使われることも多い自習席(図書館では「閲覧席」と呼びます)は、通常はこちらにあるように201席設けられていますが、コロナ禍の現在はソーシャルディスタンスの観点から「106席」に間引かれています。

緊急事態宣言解除後、段階的に閲覧席も使用可能になりました。が、このように、通常期の約半分になっていますので、以前よりも席の確保は難しくなっています。

中原図書館の勉強スペースの混雑状況は？予約はできるの？

混雑状況

上記のとおり、コロナ禍で座席数は約半数に間引かれているので、今は平日でもお昼前にはほぼ満席という状況で、元々混雑気味だった土日祝日は終日混んでいるのが現状。

予約方法

大部分の席は予約を受け付けていません。図書館としては、なるべく長時間の利用は控えるよう注意喚起はしているものの、こればかりは利用者のモラルや状況によるところも大きく、制限はできない部分ですね。
ただし、時間管理閲覧席のみ、満席時に順番に申込が可能です。

時間管理閲覧席の申込

時間管理閲覧席が満席になると、予約が可能となります。
利用可能時間は1回の予約で120分、1日2回までなので最大4時間です。時間指定予約ではなく、空き次第の利用となりますので、その時の予約状況や待ち人数によって利用開始時刻が変わってきますので、ご注意くださいね。

現在も既にコロナ禍でスペースに制限がありますが、受験シーズン直前の冬休みはさらなる混雑が予想されますので、感染予防の観点からも注意が必要と言えますね。

中原図書館の勉強スペースを確実に利用するには？

開館前に並ぶ

中原図書館のスタッフの方によると、このご時世推奨はできないとのことですが、9:30の開館前は5階のエレベーターホール前で待つことになります。前後距離をとるなどソーシャルディスタンスを遵守することが大事ですね！
なお、並んでいても明らかに座席の確保が難しいと図書館側が判断した場合は、並んでいる人にその旨が伝達されることもあります。
※開館時は東急スクエア営業前のため、東急スクエア1階のエレベーターか外のエスカレーター(建物の間の)を利用しましょう。

時間指定閲覧席を申し込む

開館前に並んでも席が確保できなかったら、まずは6階の時間指定閲覧席を狙いましょう。
ここが空いていたらそのまま2時間利用できますし、満席の場合は6階の「座席利用申込機」で真っ先に予約し、順番がくるのを待ちましょう。最大の時間を利用しない利用者(例：自分の調べごとが終わったらすぐに帰る人など)もいますので、その場合は2時間も待たずして座れるかもしれませんね。

むさこり～ぬ

＜元・図書館司書の目線から＞
図書館の座席というのは、本来「図書館の資料を用いて学修や調べごとをする」ために設けられています。
子供たちが図鑑や百科事典を使って調べ学習をしたり、図書館の辞書や資料を用いて受験に必要な知識を膨らませる、などという利用は本来の目的に沿ったものですが、自分の教科書や参考書を持ち込んで「場所だけ借りる」という利用は本来の提供目的とは異なりますので、図書館の資料を用いる方々が優先されるのはそういう理由からだということをご理解くださいね☆彡

中原図書館の勉強スペースの確保、まとめ

ここまで中原図書館の勉強スペース(閲覧席)の利用についてまとめました。
今は何よりも安全確保が最優先！手洗いマスク手指消毒など各自が可能な対策をしっかり施し、ソーシャルディスタンスを図りながら適切に利用しましょうね。

ちなみに、現在はコロナ対策として様々な図書館で手指消毒や資料の除菌が徹底していると思いますが、中原図書館では現在の場所に移転した当初から資料の除菌ボックスが設置されるなど、衛生面での問題意識も非常に高かったと言えます。安心して図書館を利用することができますね！